軽井沢にて - 天樹征丸日記

涼しくていいです。なんかよく眠れました。
軽井沢で思い出すのは、やっぱり『金田一少年』。
軽井沢を舞台にした『邪宗館殺人事件』ですね。

作者: 天樹征丸,さとうふみや
出版社/メーカー: 講談社
発売日: 2001/04
メディア: 単行本（ソフトカバー）
購入: 1人クリック: 5回
この商品を含むブログ (5件) を見る

ハジメが事件解決のヒントを得た喫茶店も実在します。
すごくおいしい店が多くて、私としては秋ごろにくるのが一番楽しいですね。
なんといっても、キノコ狩りが。
私、実はキノコマニアなんですよ。
森の中に生えてるキノコをとって食べたりしてます。
えっ、危ないんじゃないかって？
ええ、危ないですよ、もちろん（笑）。
慣れないと本当に危険なので、読者のみなさんはまねしないでください。
特に真っ白な大きくて背の高い綺麗なキノコには気をつけましょう。
一本でも食べると死んでしまう、ドクツルタケかもしれません。
邪宗館は、いささか納得のいかない理由（病気関係です）で、当時のマガジンノベルス編集部の責任者の方に、大きな修正をしてほしいと言われ、かなりヘコんだ状態で全面書き直しをしたために、完成が大きく遅れてしまったんです。しかも、その後の『金田一少年』のノベルスを書きたいという気持ちをも大きく失ってしまった。
そのあたりの事情はまだじつは納得していませんが、まあそれも勉強だったなぁ、と今は思っています。『邪宗館』は、トリックから動機からなにからなにまで、大きく変わって別の作品になって脱稿しましたが、結果として、別の意味で読みごたえのある内容にはなりましたし、作品の出来には満足しています。漫画でいうなら、『雪影村殺人事件』に近いイメージの作品になりました。

金田一少年の事件簿File(23) (講談社漫画文庫)

作者: さとうふみや,天樹征丸
出版社/メーカー: 講談社
発売日: 2005/07/12
メディア: 文庫
この商品を含むブログ (6件) を見る

ま、そんな話はさておき、いよいよ近づいてきました、『オペラ座館　第三の殺人』の一話め掲載。『金田一少年』という作品は、１シリーズ終了までは、ともかく周囲の意見とか評価は、まったく見ない読まない聞かない気にしないで突っ走らないといけないのです。だから、シリーズが終わってから反省はしますので、あしからず。でも、ミスがあった場合はこっそりと編集部のトマちゃんにでも電話して指摘してください。
間に合うところまでは「反省」します（笑）。