東京ゲンジ物語、感想メール


続々と感想メールいただいております。
一部、抜粋で紹介させていただきたいと思います。
(ご本人には了解済みです)

                                                                                                        • -

こんばんは、さっきーです。
今4回目です。読み直しが。
全く関係なさそうに見える事件があとから一つにつながっていく
ところが違和感なくスムーズに読めました。
ビー玉の意味とかヴァイオリンのような冬夜の声の意味とか
ジンのにおいの意味とか等などこれまた関係なさそうなのに
最後一つにまとまったというか、うまく表現できないのですが、
「あ、なるほど、それで・・」とうなづくばかりでした。
最後の最後までユナを殺した犯人わかりませんでしたよ。
やられた!!って気もしましたが、伏線はあちこち張り巡らされて
あったんですね。読み返して「あ、こんなところに」と
改めて納得してみたり。
またお気に入りの本が増えました。素敵なお話ありがとうございました。

                                                                                                          • -


東京ゲンジ物語を読みました!そして冬夜くんに泣かされました(:_;)カッコイイです!彼は携帯で読んだ時よりもずっと、人間らしさというか、温かみを感じました。ゲンジさんや彼女の両親、そして自分のお父さん・・・皆の苦しい真実を一人で抱えていく彼は、本当に凄く心の温かい人なのだと思います。でもその苦しみと孤独を考えるともう涙が止まりません(:_;)携帯で読んだ時には幻想的だけど、殺人の動機とか、意地悪なユナの存在などが、どこか生々しい感じがして、両親の死の謎が残っていることもあり、後味が悪くて心が満たされないところがあったのですが、やはり先生は期待を裏切らない方ですね!改めて読んでとても好きになりました。先生の作品はどれも新鮮です。ゲンジ物語は特に今までのポップな感じの作品とは違って、何と言うか、洋間で一人静かにオルゴールを聞いているみたいな、穏やかでいて切ない気持ちがしました。(うまく説明できなくてすみません(:_;))でも、先生はどの作品にも、最後は温かい充実感があります。だから何度読
み返しても楽しいのですね。

                                                                                                          • -

昨日本 屋さんで見つけて購入し、今日読み終えました。
まあ何かすご〜い不思議な感じのする本 でした。
雪影村や邪宗館のような幻想的な感じとは違い、
死体の描写とかも漫画以上にリアルで(特に、ミイラのアゲハ)、思わず身震いしてしまいました。そんなホラー的な・・・ホラー的といえばちょっと人、死に過ぎじゃないですか(笑)? 生首のトリックや時の止まった「少女」、頬に薔薇の痣 があるメル友・・・色々なパターンがあって、「この先ど〜何だよ!?」って思いながらページをめくっていったのですがなんとなく現実離れ感は残りました。
でも面白いところも沢山ありました。とくに冬夜とジュン
の神秘的な感じ(もちろんゲンジも)。国語みたいにいえば
ゲンジ中心に見た文体が面白かったし、ボ クよりちょっと大人の世界も見ることが出来たということです。

この作品は金田一少年やQのようなびっくりトリック盛り沢山のボ ク達が想像するような現実的な推理小説ではなく
最後の最後まで結末が見えない奇怪性、ホラー性が多い新しい本 でした。でもボ クはもう少し、ホラー性を下げてもらいたいです。
意外性、奇怪性はこのままで十分楽しめると思いますが。

鎌倉市在住の中学2年生より

                                                                                                      • -


まだまだ、感想メールお待ちしています。
もちろん、『獄門塾殺人事件』の感想も!


サプライズ情報の解禁が間近です。
今夜遅くにでも、先行公開しちゃおうかな。

↓の暗号を解読すれば、今すぐにわかりますよ。



R HB EP SB NB OJ OB SV




★特報★
5月23日火曜日、ウェブで発表した『ゲンジ物語』をもとに大幅改稿し、エピローグを書き足したミステリ小説、
『東京ゲンジ物語』が発売中です!
連作短編ですが、まとまって一つの長編小説にもなっています。
実験的なことをいろいろとやった作品で、意外性と幻想性にこだわって書きました。
幻冬舎パピルスで連載している『ビット・トレーダー』や、金田一少年のノベルスシリーズとは、また違った印象のミステリサスペンスに仕上がったと思います。
ぜひご一読ください。そして、読まれた方は、メールで感想もいただきたいです。


↓ こんな表紙です。
イラストは多重人格探偵サイコ』の田島昭宇先生の力作。この表紙には、ちょっとした仕掛けがあります。書店で手にとっていただくとわかるはずです。



内容については、こちらをごらんください。講談社のホームページです。
書籍カテゴリのトップに載せてもらってます ( 感謝!)

http://shop.kodansha.jp/bc/books/topics/genji/



もちろんAmazonでも発売中!こちらから、送料無料で買えます!

東京ゲンジ物語

東京ゲンジ物語

デザイナーの坂野さんのHPはこちら↓
           http://www.welle.jp/



★読者のみなさんからのメール、お待ちしています。『金田一少年』『探偵学園Q』『東京ゲンジ物語』などの感想もぜひ!

お返事は余裕のあるときにしか出せません、ゴメンナサイ。

でも、ぜったいに読んでいます。それはお約束できます。

下記のアドレスまで↓ご意見ご感想、そしてブログで書いてほしいテーマなど、送ってみてください。スパム防止のために制限をかけていますので、フリーメール以外でお願いします。

アドレスは、

amagiseimaru@mail.goo.ne.jp

になります。
なお、このブログへの転載がOKかNOかだけ、メールにお書きください。
OKの方のみ、一部転載させていただくことがあります。